予防診療
愛犬・愛猫が健康で過ごせますように、しっかりと予防を心がけましょう。

混合ワクチン
予防期間 年1回
成犬・成猫は1年に1回の追加接種が望ましいです
ワクチンはすべて注射で行い、ウイルスや細菌から身体を守る抗体を作ります。
任意のワクチンですが、死亡率の高い病気や後遺症の残る病気があります。初年度はワクチン接種の時期や種類によって回数が異なります。
イヌのワクチンで予防できる病気
- ジステンパー
- パルボウイルス感染症
- コロナウイルス感染症
- パラインフルエンザ
- 伝染性肝炎
- アデノウイルス2型
- レプトスピラ症
ネコのワクチンで予防できる病気
- 白血病ウイルス感染症
- ウイルス性鼻気管炎
- カリシウイルス感染症
- 汎白血球減少症
- クラミジア病

フィラリア予防
予防期間 5月~12月
フィラリアとは、蚊によって感染するフィラリアという寄生虫が心臓や肺動脈に寄生する症例です。フィラリアが寄生してしまうと心臓に負担がかかり、命を落としてしまうこともある危険な病気です。
予防には注射タイプ、飲み薬タイプ、スポットタイプ(滴下型)がございます。
犬や猫、予防方法によって料金は異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
フィラリアは予防すれば防げる病気です。

ノミ・ダニ予防
予防期間 通年
ノミ・マダニは犬の皮膚や被毛に寄生し、かゆみや皮膚病の原因になります。
ノミは卵の状態で室内に持ち込まれ、知らない間に家中で繁殖してしまうことがあります。
ノミは犬の皮膚や被毛に寄生し刺されると、その部位にかゆみや皮膚炎を引き起こします。
マダニはやぶや草むらなどに生息し、散歩時に寄生することがあります。
マダニは多くの病原体を媒介し、吸血による貧血や皮膚炎などを引き起こします。
予防には飲み薬タイプ、スポットタイプ(滴下型)がございます。
犬や猫、予防方法によって料金は異なりますので、お気軽にお問い合わせください。

狂犬病予防接種
予防期間 年1回
狂犬病とは犬の伝染病のことです。犬にかまれることで人や家畜も感染し水を飲んだり見たりするだけで呼吸困難になるところから恐水病とも呼ばれております。
「狂犬病予防法」という国の定めた法律によって、年に1回予防接種を行うことが法律で義務付られています。
狂犬病ワクチンは、春に各市町村で定められた場所での集合注射もあります。
接種時期や料金や自治体への届出方法に関しまして、詳しくはお問い合わせください。

避妊・去勢
予防期間 生後6ヶ月過ぎを目安
当院では避妊・去勢手術をお奨めしております。生後6ヶ月過ぎくらいから手術が可能です。手術前には一通りご説明させて頂き、ご理解・ご納得頂いた上で術前検査をお願いしております。
ワンちゃん♀のメリット
- 乳腺腫瘍の確率が低下します。 (2回目の発情が来る前に行うと効果的です。)
- イヌに多い子宮蓄膿症などの子宮関連疾患の予防が可能です。
- 発情がこなくなり、出血がなくなります。
- 妊娠の心配がなくなります。
ネコちゃん♀のメリット
- 発情がこなくなり、変な声で鳴くことがなくなる事が多いです。
- 発情中の不適切な場所での排尿がなくなります。
- 乳腺腫瘍の確率が低下します。
- 妊娠の心配がなくなります。
ワンちゃん♂のメリット
- 老齢になってからの前立腺の病気(前立線の肥大など)や睾丸の腫瘍、肛門周囲腺腫(肛門にできる腫瘍)、会陰ヘルニアになる可能性が減少します。
- 性格が穏やかになる事が多いです。
ネコちゃん♂のメリット
- おしっこをかける(マーキング)事がなくなる事が多いです。
- ケンカをしなくなる事により、感染症(ネコエイズなど)にかかる確率が減ります。

